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【ツーリング記】寒い日は勝浦タンタンメンを食べに行こう~!

こんにちわ。トライアンフ東京の蔡誠司(さいせいじ)です。

突然ですが、皆さんは無性に食べたくなる物ってありませんか?

私はラーメンが大好きで、時々、たべたくなるラーメンがあります。

まず、一つ目は板橋区民のソウルフード(私が勝手に言ってるだけですがwww)、中本の「蒙古タンメン」です。

旨辛ラーメンの始祖として、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

初代店主が1968年に上板橋の駅前でスタートしたのが始まりと言われ、もう半世紀以上も愛されています。

私は体調がイマイチで風邪をひきそうな時、この「蒙古タンメン」を食べると一発で元気になったりします。

ヴァージン中本が確か10歳だったと思いますので、かれこれ40年以上は食べてることになりますね^^

話が少し脱線しました、すいません・・・。

さてさて、今回、私がみなさんにお伝えしたいのは、もう一つ、時々、無性に食べたくなるラーメン、千葉県ご当地グルメの「勝浦タンンメン」です!

寒い海の仕事で冷えた体を温めるためのメニューとして、海女・漁師などの漁業関係者の方たちに好んで食されたことで、勝浦の地に根付いたと言われています。

勝浦タンタンメンの有名店はいくつかあり、発祥は1954年「江ざわ」さんと言われていますが、私は数ある勝浦タンタンメンのお店の中でも、鵜原海岸近くの「こだま」さんが一番のお気に入りです。

実はこの「こだま」さんも元祖勝浦タンタンメンを謳っているのですが、これは「江ざわ」さんのご主人と共同で勝浦タンタンメンを作ったからだと、たまたま相席したお客さんから聞いたことがあります(真偽のほどはわかりませんので、今度、ご主人に聞いてみたいと思います)。

いずれにしても、勝浦タンタンメンの特徴である、あの適度な辛さに玉ねぎの甘さ、ひき肉の旨味が加わったラー油系のスープ、そこにアクセントの長ネギが効いていて、ほんと癖になる一杯です!!!!

勝浦のある千葉県南房総は、東京からの日帰りツーリングに程よい距離感で、九十九里浜まで回っても往復で300キロぐらいです。

冬場でも路面凍結がほぼ無いので、寒い時期のツーリング先としても最適なエリアです。

暖か~い「勝浦タンタンメン」を目指して寒い中を走って行くのも良いのではないでしょうか。

また、房総半島を南下するときは富津市を抜けて「もみじロード」を通るのもおすすめです。

紅葉が見ごろとなる季節は「いろは坂」より遅くて、11月下旬~12月上旬まで見られたりします。

最近は防寒対策のウェアも良いものがたくさんありますので、冬だからとバイクを乗らないでガレージにしまっておくのはもったいないです。

冬だからこそ見られる景色もありますし、思い切って寒い中のツーリングを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

PS:写真に写っているKAWASAKI ZZR1400は私の以前の愛車です。

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【試乗記】TRIUMPH TIGER900GT PRO

みなさんこんにちは。トライアンフ東京の蔡誠司です。

今日はアドベンチャー系のバイク、TRIUMPH TIGER900GT-PROを試乗しました。

見た目の大きさから不安だった足付きは、柔らかめな前後サスペンションが適度に沈んでくれるおかげで、予想以上に足が地面に届きホッとしました。

僕の身長は172センチなので、さすがに両足ベッタリとはいきませんが、両足裏の半分位は地面に着いています。

これなら、まず立ちゴケの心配は無さそうです。

シートに座った時のポジションは、自然な乗車姿勢でとてもラクチンです。

腕をスーッと伸ばしたところにハンドルがあるので、肩肘を張ることなく、どこにも力みが無いので、長距離でも疲れ知らずだと思います。

シートヒーターやグリップヒーターが装備されていて、高さ調節が出来るウィンドプロテクションもあるので、寒い季節のツーリングでも快適に走れそうです。

エンジンは下から上までトルクフルで、回すだけパワーもついてきますので、低速から高速まで気持ちよく加速してくれます。

そればかりか、低速の粘り強さもかなりのもので、クラッチミートさえ慎重にすれば、2速発進だってこなせる柔軟さもあります。

パワーをかけると滑ってしまう路面状況、エンジン回転をあげれないような場所でも、安心して走り抜けられるエンジン特性だと言えると思います。

あ、ちなみに2速発進は、タイガーのエンジンのフレキシビリティーを知っていただくために、あくまでもテストとして行ったものです。

皆さんはエンジンを痛める可能性があるので、やめてくださいね。

あと、タイガーにはクイックシフターも付いているので、ツーリングの帰り道、渋滞にハマってしまっても、左手が疲れてクラッチを握れないなんて事もありません。

クラッチなしでもシフトのアップダウンに合わせて、絶妙なブリッピングで回転を合わせてくれるので、ロングツーリングの帰りで疲れてる時にはありがたい装備ですね。

それから、操縦性に関してですが、ホイールサイズがフロント19インチ・リヤ17インチなので立ちが強く曲がりにくさがあるかな?と思っていたのですが、良い意味で裏切られました。

操縦性は至ってニュートラルで、曲がる時も適度なセルフステアを誘発してくれるので、ホイールの大きさや車体の大きさを感じることなく走れます。

きっと、走りだして交差点を一つ曲がるだけでも、その素直な操縦性はわかると思います。

そして、速度が上がるにつれて直進安定性は増していき、ドッシリとした安定感があるのですが、いざ、コーナー手前で減速すれば、ニュートラルな回頭性で、スーッとコーナー出口に鼻先を向けてくれるのですから驚きです。

そして、コーナー立ち上がりでスロットルを開けるとリヤタイヤを路面にしっかり押し付ける感じでトラクションがかかり、前へ前へと押し出してくれます。

これは、路面ミューが低いところでの走行を意識して、トライアンフがセッティングした結果なのでしょうけど、一般公道でもその素性の良さはハッキリ分かりました。

と、ココまでは良いことばかり言ってきましたが、ネガな点も少々・・・。

それは、渋滞の中を走っていて気付いたのですが、走行風が当たらないと、クラッチカバー付近が熱くなり、しっかりニーグリップをする乗り方をしていると、必然的に右足ふくらはぎの内側がクラッチカバーに当たりちょっと熱いです・・・。

でも、気になる点はそれくらいで、後は100点のバイクだと個人的には思います。

初心者の方からバイク歴10年以上のベテランの方まで、乗り手を選ばず楽しめる懐の深いバイクです。

もちろん、クラシック系のデザインが好き!っと仰る方からすると、このデザインは賛否あると思いますが、バイクで『走ること』が大好きな方は、ぜひ一度、試乗していただきたい一台ですね。

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【試乗記】TRIUMPH BOBBER

みなさんこんにちは。トライアンフ東京の蔡誠司です。

本日はスラクストンに続いてボバーに乗ってみました。

その独特の佇まいが、なんとも個性的なボバー。

さすが、老舗バイクメーカーのトライアンフ。

ハンドルとシートの位置関係が見事なバランスで、文句なくカッコいい!!

またがってみると、車高は低く、足付きは良好。

僕の身長は172センチですが、膝が余るくらいです。

ステップは座って足を下した位置よりも前にくるポジション(ちなみに、今後、レポート予定のスピードマスターは更に前です^^)。

スポーツ系バイクのバックステップに慣れてる人だと、戸惑うかもwww。

シートはクラシカルで独特な形状ですが、座り心地は思いのほか快適です。

ハンドル位置は遠いので、背の低い人にはポジションが少々キツイかも・・・。

ハンドルはもう少し手前がいいかな?とも思いましたが、この辺は慣れの問題でしょうね。

早速、走り出してみると、出足が鋭い!

スラクストンと同系列のエンジンながらトルク志向のセッティング。

その証、エンジンプレートには1200HTと刻まれています!

クラシカルな見た目とは裏腹に、その力強さに驚きました。

スラクストンが回すほどにパワーが出てくる特性に対して、ボバーは下からドーンとトルクフル!

これは、どちらが良いとかではなく、完全に車種ごとのキャラクターにあったエンジン特性を与えた結果。

デザインの好みも含めて、どんな乗り方をするかで選ぶのが良いですね。

正直な感想を言わせていただくと、デザインはスラクストンの美しさには心惹かれますが、エンジン特性はボバーです、はい。

これは、頑張って2台持ちかぁ?と、真剣に悩んでしまいました。

 

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【試乗記】TRIUMPH THRUXTON RS ②

みなさんこんにちは。トライアンフ東京の蔡誠司です。

今回は休みの日を利用して、スラクストンを少し長い時間乗ってみた時の印象をお伝えしたいと思います。

ほんとうは天気が良ければ南房総方面に行きたかったのですが、昼間はあいにくの雨模様。

仕方なく夜の首都高グルリ旅コースとなりましたが、都心から横浜大黒PAから環状線グルグルと、距離にして100キロほど走ってきました。

街中での印象は先日の試乗記に書いた通りなのですが、100キロプラスαの高速巡航などでも走りの気持ちよさは変わりません。

時速100キロは6速3200回転くらいで、そのままスロットルを開けての追い越し加速もスムーズです。

さすがにトップエンドまで回すことは出来ませんが、それでも常識的な速度域の範囲でも、回転が上がるにつれてパワーがモリモリと盛り上がってくる感じは充分に堪能出来ました。

それから気になる燃費に関してですが、タンク容量12リットルなので、ロングツーリングに行かれる方からすると、少し心もとないかもしれません。

でも、高速道路で100キロ巡行している限りでは、1リッターあたり20キロ以上は走れてしまいますから、航続距離は思いのほか長く、決して遠出が苦手なバイクではありません。

なお、スラクストンのライディングモードはレイン、ロード、スポーツの3パターン。

モードの切り替えをした途端、その違いはハッキリと分かります。

例えばですが、スポーツからレインに切り替えると、それまでのパワー感は影を潜めて、低グリップな路面でのコントロール性を高めてくれます。

スラクストンのエンジンは比較的高回転でパワーが盛り上がる特性なのですが、レインモードにするとそのパワーがぐっと抑えられ、誤解を恐れずに言わせてもらえば排気量が1/4くらいになった印象です。

これなら出先で急な雨に見舞われても、神経すり減らすこと無く帰ってこれると思います。

ロードモードは購入したばかりで、まだ、バイクに慣れてない期間に使うのがいいかなと思いました。

いまは大型免許も教習所で取れるので、初めてのバイクが大型という方も珍しくありません。

そして、スラクストンに乗りたくて免許取りました!と仰る方もいらっしゃいます。

国産リッターSSに比べて半分のパワーとはいえ、200キロ程度の軽い車体に100馬力ですから、遅いわけがありません。

だから、自分に乗りこなせるかなぁ?と心配なさる方も多いのも事実です。

でも、モードの切り替えでしっかりパワーを制御してくれますから、何かの拍子にスロットルをガバ開けしてしまっても、慌てることなくコントロールできるので初心者の方でも安心です。

二日目の夜はところどころウエットな路面でしたので、モードをスポーツからロードにして走らせましたが、しなやかな動きの足回りと相まって、タイヤのグリップ感が掴みやすく、とても走らせやすい印象でした。

ただ、足回りは標準のセットアップのままだと少し固めなので、まずは一番柔らかいセッティングから始めて、自分の体型や走り方に合わせて、少しずつ締めていくと良いかもしれません。

このスラクストン、個人的にはかなりのお気に入りバイクとなりました。

次に購入する第一候補のバイクですね。

気高さを感じさせつつも、それでいてフレンドリーな性格、端々の作りの質感が高く、乗り手に優しい懐の深い乗り味、それでいて回すと見せる力強さ。

試乗で感じた印象を素直な一言で表すならば、「ジェントルマン」という言葉がピッタリなバイクで、これは刺さる人には刺さるバイクだなぁと、しみじみ感じました。

 

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【試乗記】TRIUMPH THRUXTON RS

みなさんこんにちは。トライアンフ東京の蔡誠司です。

トライアンフのクラシック系ラインナップの中でも憧れのスラクストン。

今回、試乗させていただく機会がありましたので感想を綴っていきたいと思います。

まずはその見た目の美しさ。

クラシカルでありながらスポーティーなデザイン、そして端々の作りの良さから上質な走りを予見させ、乗る前から期待がふくらむバイクです。

跨ってすぐに感じたことは車体がスリムなことですね。

シートは決して低いとは言えない高さなのですが、そのスリムさゆえに、足つき性は意外と良好です。

車両重量も200キロ弱と比較的軽い部類ですから、車庫からの出し入れなど、取り回しは楽ちんです。

THRUXTONとBONNEVILLEのエンジン、基本は同じエンジンですが、セッティングによって、ハッキリとした性格の違いを出しています。

エンジンに付いているエンブレム、よく見ると「HP」と「HT」と書いてあります。

実はこれ、ハイパワー(HP)とハイトルク(HT)の略なんだそうです。

THRUXTONは高回転型のスポーツ系、つまり「HP」なので、エンジンを回すほどにパワーが付いてくる印象です。

特に5000~7000回転にかけてのパワーの盛り上がり感は、思わずニヤけてしまうほどです(^^)♪

それとは反対の回転域、低速域はどうなのかと言うと、特段、苦手なわけではなく、3000回転も回っていれば、街乗りでも十分なトルクを発揮してくれます。

ハンドリングは素直な一言で、低めのハンドル位置と相まって、気持ちよく街中を駆け抜けることができるバイクです。

今回はトライアンフ東京の回りをグルリと回るだけの一般公道での短い試乗でしたが、それでも質感の高さ、乗り味、どこを取っても満足できる一台だと感じました!!

次回はもうすこし長い時間のインプレを投稿する予定です。

スラクストンの購入を検討されている方のご参考になれば幸いです^^

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