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~Thruxton~

今回は私一押しのThruxtonについてのお話をさせていただければと思います。

1950年代後半から1960年代に高まりゆくバイクレースの中で目覚ましい活躍を見せた車両が初代Bonneville T120 Thruxtonになります。

スラクストン500シリーズというレースで初優勝を遂げたことからThruxtonと名付けられたこの名車は、1969年のマン島TTレースで初めて平均時速100マイルの壁を破り、歴史にその名を刻みました。

マン島TTレースってなんだろう?って思う方もいらっしゃるかと思います。

マン島TTレースは1907年からイギリスのマン島で開催されているオートバイ競技になります。

オートバイ競技になる前は自動車レースのみでした。

Thruxtonでは上記のような歴史もありますが、今ではカフェレーサーとしても一躍注目を浴びております。

カフェレーサー発祥の地とされるACE CAFE←クローバーのマークがトレンドですね!

イギリスでロッカーズたちがカフェテリアなどに自慢のバイクで集まるようになり、カフェテリアを中心に店内にあるジュークボックスに曲をかけ、決まっているコースを曲が終わるまでに走り終えるなど公道レースを楽しんでいました。

そのカフェテリアこそ、ACE CAFE LONDONになります。

※ロッカーズとは1950年後半にイギリスで誕生したバイカーズの呼称

特に決まった明確なカスタム手法はありませんが、代表的なカスタムとしたらセパレートハンドルやビキニカウル、ロケットカウルです。

国産のバイクですとSR400・SR500なども代表的ですね。

私はThruxtonRのモデルとなりますが、最初はオプションのローハンドルキットを使い70mm下げました。

今では廃色のマットブラックになります。

※今でもお問い合わせの多いカラーになりますので、復活してほしいです。

【山中湖パノラマ台】

しばらくこのまま乗り続け、後にロケットカウルを装着。

自分で言ってしまうのもどうかと思いますが、感無量です。

当時、カフェレーサーとは現代のスーパースポーツの位置付けにあったと考えていいと思います。

所有感を満たす車両となり、道の駅などに行くと囲まれます・・・(笑)

私がお話した歴史は、ほんの一部分となりますので、気になる方は是非トライアンフの歴史をお調べいただければと思います。

深すぎて私も全部覚えきれないほど(._.)

最後に、上司のThruxtonRSと記念撮影。

今回はスポットではなく、少し歴史に触れてみました。

次は何のお話をしようかな・・・。。。

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