トライアンフ東京

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手描きの「コーチライン」

既にご存知の方も多いと思いますが、トライアンフをお乗りの方でも意外と

知らなかったりする「コーチライン」について改めてご紹介させていただきます。

 

トライアンフのボンネビルT100・T120やスクランブラー、ストリートカップ、

ボンネビルボバー、最新モデルスピードマスター等の「モダンクラシック」ジャンルで

2トーンカラーのタンク2色の境目のところに必ずゴールドやシルバー、ブラック等の

ラインが描かれています。

画像はボンネビルボバーのタンクです↓

シルバーとグリーンの境界線にゴールドのラインが描かれています。

これが「コーチライン」と言われる線で、本国で専門の職人が1つずつ・1本ずつ手描きで

ライン入れを行っています。

全てフリーハンドで描いているので、端の方は手描きっぽさが残るのが味でもあります。

専門の工場には数人の職人がいるのですが、誰が描いたか分かるように描いた職人の

サインも描かれています。このサインはイニシャルだったり名前だったりするのですが、

これは来てからのお楽しみです。

当店の展示車にも描かれているので、実際のものをいくつかご覧下さい。

①ボンネビルT100

②ボンネビルT120

③ボンネビルT120

と、大体のものはタンク後端部の「ヘリ」の所に描かれているので、シートを外せば

すぐに見る事が可能ですが、ボンネビルボバーやスピードマスターは車体デザイン上、

このヘリの部分が有りません

では、せっかくなのにサインが描かれていないかというと・・・・・・・・

タンクを下から覗きこむと見つけにくいのですが、しっかりと描かれています!

 

オートバイは量産になっても昔からこの手法は変わらずに受け継がれています。

2トーンカラーのタンクはある意味、同じものは無いという事にもなります。

 

実は昨日、Newスピードマスターが3色全て入荷してきましたので、今週末なら

全てのカラーをご覧頂く事ができます。もちろん、黒/白のカラーにも職人の

こだわりのサイン入りです。

各車両のサインをご覧になりたい方はスタッフへお気軽にお申し付け下さい。

先日入荷してきたNewタイガー800やスピードマスターは試乗車を作成中ですので、

準備が出来ましたら改めてご案内致します。

 

今週末も皆様のご来店をお待ちしております!